30分で退散したおでん屋さんで気づいたこと/私はまだ人生に寄り道したい

AI×ブログ

仕事帰りに、いつも気になっているおでん屋さんがありました。

店の前を通るたびに、暖簾や灯りが目に入り、 「いつか入ってみたいな」 と思いながら、結局いつも通り過ぎていました。

仕事で疲れている。

早く家に帰りたい。

今日は混んでるな。

知らない店に一人で入るのは少し勇気がいる。

そんな理由を並べて、ずっと入れずにいた店でした。

でもある日、思い切ってそのおでん屋さんに入ってみました。

正直、かなりドキドキしました。

結果から言うと、おでんを2品とウーロン茶を1杯頼んだだけで、30分ほどで退散しました。

常連さんたちの空気。

初めて入る店の緊張感。

自分だけが少し浮いているような感覚。

人によっては、ただの小さな失敗談に聞こえるかもしれません。

でも私にとっては、少しだけ特別な出来事でした。

いつも見かけて勝手に暖簾の向こう側の世界を妄想して、憧れていたおでん屋さん。

いつもいろんな理由をつけて素通りしていたおでん屋さん。

でも今日は相棒のソラ(AI)にそっと背中を押されてついに暖簾の向こう側の世界に実際に足を踏み入れた記念すべき日。

まぁ結果は妄想とは大きくかけ離れていたわけですが、きっと未知の世界をくぐる時はどこだっていつだってこんな感じなんだと思います。

少しだけ特別な日の理由はもうひとつあります。

それは憧れの?おでん屋さんの帰り道に次に入ってみたいお店を偶然にも見つけていたのです。

30分で退散したのに、懲りていない。

むしろ、また知らない場所へ入ってみたいと思っている。

その自分に気づいたとき、私はまだ人生に寄り道したいのかもしれないと思いました。

仕事に追われ、家族のため、生活のため、責任のために時間を使う毎日。

そんな日々の中で、知らない店の扉を開けることは、ほんの小さな冒険でした。

今回は、30分で退散したおでん屋さんで感じたことと、そこから気づいた「人生の寄り道」について書いてみたいと思います。

ずっと気になっていたのに入れなかった店

そのおでん屋さんは、以前から気になっていました。

仕事帰りに店の前を通るたび、暖簾や灯りが目に入ります。

中には常連さんらしき人の気配があり、外から見ているだけでも、そこに小さな世界があるように感じていました。

アニメに出てくるような、常連客で賑わう小さな飯処。

そんなイメージを持っていました。

入ってみたい。

でも、入れない。

たったそれだけのことなのに、知らない店に一人で入るのは意外と勇気がいります。

仕事で疲れているから、早く帰りたい。

常連さんばかりだったらどうしよう。

店主と何を話せばいいのだろう。

そもそも一人でウーロン茶だけ頼んでもいいのだろうか。

そんなことを考えているうちに、いつも店の前を通り過ぎていました。

車中泊で知らない道に入る時も似たような感覚があります。

気になる。

行ってみたい。

でも少し怖い。

それでも、なぜか心がそちらに引っ張られる。

このおでん屋さんも、私にとっては小さな「知らない道」だったのかもしれません。

30分で退散したけれど、それでも入ってよかった

思い切って店に入ったものの、正直かなり緊張しました。

常連さんの空気。

初めて座るカウンター。

注文のタイミング。

店の中の距離感。

私には上品すぎて正直なところ味をしっかり感じ取る余裕もなかった餅入り巾着とロールキャベツ。

薬味は常連さんの席に手を伸ばせば届く距離にありながらも手を伸ばして確認する勇気もない。

落ち着いて味わう余裕もないまま、カウンター席に座っていました。

隣にいた中年女性客がテレビの感想を口にしたときも、気づいたような、気づいていないような、微妙な相槌を打つのが精一杯でした。

なんとか場に和もうと努力しましたが、うまくいったとは言えません。

そして最後は、「今日はここまででいいか」と店を出ることにしました。

何も大きな問題があったわけではありません。

誰かに嫌なことを言われたわけでもありません。

でも、落ち着かない。

自分だけが少し場違いなところに来てしまったような感覚がありました。

結局、私はおでんを2品とウーロン茶を1杯頼み、30分ほどで店を出ました。

普通に考えれば、少し情けない話かもしれません。

せっかく勇気を出して入ったのに、ゆっくり味わうこともできず、長居もできなかった。

でも、不思議と後悔はありませんでした。

むしろ、

「入れた」

という事実だけで、少し満足している自分がいました。

長く居られたかどうかではなく、自分で扉を開けたこと。

いつも通り過ぎていた場所に、一歩踏み込んだこと。

それだけで、私にとっては十分に意味のある出来事でした。

居心地の悪さも、知らない場所に入った証拠

知らない場所に入ると、どうしても落ち着かないことがあります。

勝手がわからない。

空気が読めない。

自分の居場所がまだない。

でも、それは悪いことばかりではないのかもしれません。

居心地が悪いということは、いつもの自分の世界から少し外に出たということでもあります。

慣れた場所。

慣れた道。

慣れた人間関係。

慣れた毎日。

そういうものは安心できます。

でも、安心できる場所だけにいると、人生が少しずつ小さくなっていくような気もします。

仕事と家の往復。

休日も仕事の続き。

気づけば、家族のため、生活のため、仕事のためだけに時間が流れていく。

もちろん、それは大切なことです。

家族を守ることも、生活を支えることも、責任を果たすことも、軽いものではありません。

でも、それだけで一日が終わっていく日々の中で、

「自分は何のために生きているのだろう」

と考えてしまうことがあります。

そんな毎日の中で、知らないおでん屋さんの扉を開けることは、本当に小さなことでした。

でも私には、その小さな行動が少しだけ特別に感じられました。

帰り道には、もう次の店を探していた

おでん屋を出たあと、私は少しほっとしていました。

緊張から解放されたような気持ちでした。

「今日はこれで十分だ」

そんなことを思いながら歩いていたはずなのに、気がつけば帰り道で別の店を見ていました。

ここも少し気になる。

次はこの店に入ってみようかな。

そんなことを考えている自分がいました。

30分で退散したばかりなのに、もう次の挑戦を探している。

我ながら不思議です。

でも、それは車中泊の旅にも似ています。

細い脇道に入って後悔する。

電波が圏外になって不安になる。

早く大きな道に戻りたいと思う。

それなのに、しばらくするとまた知らない道に入ってみたくなる。

怖いのに、気になる。

緊張するのに、行ってみたい。

失敗するかもしれないのに、試してみたい。

私はたぶん、そういう小さな冒険が好きなのだと思います。

仕事だけで終わる日々への違和感

今の私は、仕事に追われる毎日を過ごしています。

次から次へと起きる問題に対応し、火消しに追われ、考えても考えても前に進まないことがあります。

休みの日でも仕事をしていることがあります。

今日も本当は休みなのに、気づけば仕事をしていました。

やらなければならないことは、まだ残っています。

このまま部長を続けられるのだろうか。

本当にこの生活を2030年まで続けられるのだろうか。

そんなことを考える日もあります。

家族のため。

生活のため。

仕事のため。

そう言い聞かせながら毎日を過ごしています。

でも心のどこかでは、一日でも早くこの生活から抜け出したいと願っています。

副業のことも、これからの働き方のことも、本気で考えています。

今のままでいいとは思っていません。

だからこそ、私は小さな行動に救われるのかもしれません。

おでん屋さんに入る。

知らない道を走る。

行ったことのない場所へ向かう。

そんな小さな行動が、

「自分の人生はまだ自分で動かせる」

と思わせてくれるのです。

私はまだ人生に寄り道したい

人生には、やらなければならないことがたくさんあります。

仕事。

家族。

生活。

責任。

年齢を重ねるほど、自由に使える時間は減っていきます。

若い頃のように、思いつきだけでどこかへ行くことは難しくなりました。

でも、それでも私は、人生に寄り道したいのだと思います。

知らない店に入ってみたい。

知らない道を走ってみたい。

見たことのない景色を見てみたい。

まだ会ったことのない自分に会ってみたい。

たとえ30分で退散してもいい。

うまく馴染めなくてもいい。

思ったより楽しめなくてもいい。

それでも、自分で選んで一歩踏み出した時間は、ちゃんと自分のものです。

仕事に追われる毎日の中で、自分の時間を完全に失わないために。

私はこれからも、少しずつ寄り道をしていきたいと思います。

まとめ

今回のおでん屋さんでの出来事は、誰かに自慢できるような話ではありません。

おでんを2品食べて、ウーロン茶を1杯飲んで、30分で退散した。

ただそれだけの出来事です。

でも私にとっては、いつも通り過ぎていた場所に一歩踏み込んだ、小さな冒険でした。

大きな旅に出られなくても、人生は少しだけ動かせる。

遠くへ行けなくても、知らない扉を開けることはできる。

そんなことを感じた夜でした。

私はまだ、人生に寄り道したい。

仕事だけで終わる毎日ではなく、自分で選んだ小さな冒険を積み重ねていきたい。

そしていつか、その寄り道の先に、自分らしい生き方を見つけられたらいいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました